プリントソックスが完成しました。
このたび、埼玉県立近代美術館様よりご依頼をいただき、収蔵作品をモチーフにしたプリントソックス3点を制作いたしました。
美術作品を「日常で楽しめるかたち」に落とし込む、今後のものづくりにも活かせる、意義のある取り組みとなりました。
今回完成した商品は、以下の3種類です。
今村紫紅《龍・虎》
クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》
瑛九《青の中の黄色い丸》
それぞれ作風の異なる作品をもとに、色味や構図、見え方を一つひとつ確認しながら仕上げています。
今村紫紅《龍・虎》
龍と虎、それぞれの力強さが印象的な日本画作品です。 左右でモチーフが分かれる構成を活かし、足元でも迫力を感じられるデザインに仕上げました。 今村紫紅《龍・虎》のような歴史ある作品を、 現代のファッションとして自然に取り入れられる表現に落とし込むことを意識しました。 配色や柄のバランス、履いたときの見え方などを細かく調整しながら、 日常使いしやすい1足に仕上げています。
クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》
積みわらと夕暮れの光が織りなす、やわらかな色彩が印象的な作品です。
原画の持つ透明感のある色合いをそのまま活かせるよう、プリントの色調整には特に時間をかけました。
グラデーションの出方や発色の強さを細かく確認しながら、
作品の雰囲気を損なわない仕上がりを目指しています。
落ち着いたトーンで、日常のコーディネートにもなじみやすい1足に仕上げました。
瑛九《青の中の黄色い丸》
青の中に浮かぶ、カラフルな円の構成が印象的な作品です。
作品のもつ**リズム感と鮮やかさ(あざやかさ)**を活かしながら、
配色の強さや配置バランスを調整し、
大人でも取り入れやすい色使いを意識してデザインしました。
遊び心がありながらも派手すぎず、
日常のアクセントとして楽しめるソックスに仕上げています。
今後も、アートや文化とものづくりをつなぐ取り組みを通して、
日常に寄り添う商品づくりを続けてまいります。